すこぶるやる気のない日がある。
文章を書く仕事はもちろんのこと、人に会いたくないし、メールもしたくない。
仕事に関係があろうがなかろうが、読書もできない。気持ちが風船のようにフワフワしてしまう。
そんな日でもそれなりに生きていかなくちゃいけない。
そういう気持ちで今この記事を書いている。
自分宛てに処方箋を出そう。
選択肢1.やる気を強引にドライブする
やる気を出す方法みたいな本はたくさんある。私の本棚にも20冊はある。
やるべきことを書き出してみる、タスクをこれ以上小さくできないくらい分解してみる、とにかく手をつけてみる……。
そんなテクニックが並んでいる。科学的なものから非科学的なものまでなんでもござれ。
先人の知恵は謹んで拝借するべきだ。
何かはフィットして気がつけばやる気が湧いているだろう。
現にこの記事を書いているお前はちょっとやる気出てる。
でもやる気を出すための行動さえ取りたくない日はないか?
もちろんあるよね。
選択肢2.そんな自分を受け入れる
やる気がないのはまずい、なんとかしなきゃ、でも何もしたくない、どうしよう。
この方向に心が進んでいると思ったら、一度立ち止まろう。
イライラして家族や友人に当たり散らすパターンがワースト2でメンタルヘルスに問題が現れるのが最悪だ。
長い人生で一日くらいやる気がなくても大したことない。
これは本気で。
嵐の中にいるときはこの世の終わりと思うかもしれないが、冷静になったらただの夕立だよ。
SNSを見れば精力的に活動してる奴らがいっぱいいるかもしれないが、今はそれも関係ない。あいつらだって祝日あれば休んでるだろ? 見えないところでサボってるよ。
やる気のないとき、無理をすると長引く。経験上そうだ。
選択肢1のテクニックをどれも使いたくないときは素直に休もう。君はダメじゃない。
「おお君は今日はやる気がないねえ。ちょっと休もうか? だらだらスマホゲームしても、漫画読んでも、散歩してもいいよ」
自分くらい自分にやさしくしてあげよう。
さあとりとめのない文章で少しやる気が出たから用事に出かけようか。
人に会うのはいつも億劫です。
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